「Jw_cadを学びたいけれど、何から始めればいいのか分からない」と悩んでいませんか?
Jw_cadは無料で使える高機能なCADソフトですが、学習方法が分からなかったり、どこまで覚えれば実務で使えるかわからないという疑問を持つ方が多いです。業務で図面作成を求められる場合、最短で活かせるスキルを身につけることが重要になります。
- Jw_cadをコスパよく学ぶ方法
- 初心者が最初に覚えるべき基本操作
- 実務で役立つ時短テクニック
この記事では、コスパよくJw_cadを学ぶ方法を徹底解説します。無料のYouTube講座・手軽に学べる書籍・安価で学べるオンライン講座など、目的に合わせた学習手段を紹介するので、自分に合った方法がすぐに見つかります。
コスパよく初心者がJw_cadを学ぶ3つのおすすめの学習方法

Jw_cadを手っ取り早く習得するなら、ソフトをとにかく使ってみることが大切です。
- 無料で学べるYoutube
- 手軽に学べる書籍
- コスパ重視の講座
ここでは、上記の3つのおすすめ学習方法について解説します。
無料で学べるYoutube
無料のYouTube動画を活用すれば、コストをかけずに短時間でJw_cadの基本をマスターできます。今は初心者でもすぐに業務で使える操作方法を学習できる動画を2本紹介します。
動画名:祝100万回再生!【世界一視聴されているJw_cad動画】初心者でもゼロから1時間+αでJw_cadで描ける建築図面(建築CAD検定3級)
おすすめポイント
- Jw_cadの基本操作を約1時間で学べる
- 初心者でもすぐにシンプルな図面を作成できる
- 行政書士であれば車庫証明や農地法5条届出などで役立つ操作が身につく
この動画は、Jw_cadを初めて使う人にとって最も分かりやすい解説動画の一つです。画面の操作を見ながら学習できるため、書籍やマニュアルだけでは分かりにくい部分もスムーズに習得できます。
動画名:【無料講座】「今すぐ使えるかんたんJw_cad [改訂2版]」解説動画
おすすめポイント
- Jw_cadを体系的に学べる
- 書籍と連動して学べる
- ゆっくり解説してくれるので超初心者でも安心
この動画は、Jw_cadをしっかり学びたい人におすすめです。書籍と動画を組み合わせて学習することで、操作の流れがスムーズに理解でき知識が定着します。
手軽に学べる書籍
体系的に学びたいなら、書籍がおすすめです。書籍なら学習したい部分も簡単に探せるので、1冊は手元に置いておきたいですね。ここでは、初心者におすすめできる書籍を紹介します。

おすすめポイント
- YouTube動画と連動して学べる
- 付属のCD-ROMでも詳細な解説がある
- 基本操作が充実してわからない操作を調べやすい
動画と書籍とCD-ROMが連動しているので、わかりやすい解説を求める人に向いています。CADソフトが始めてで操作に不安がある人でもスムーズに学習できます。

おすすめポイント
- 無料の電話サポートがついている
- パソコン操作に苦手意識があってもわかりやすい
- 超初心者でも安心できる内容
「パソコンの操作に自信がない…」「独学で学ぶのが不安…」という方におすすめなのが、この書籍です。無料の電話サポート が付いているので、学習中にわからないことがあれば、すぐに解決できます。
コスパ重視の講座
短期間で実務レベルになりたい方には、講座受講がおすすめです。しかし、講座は安くても数万円~のイメージがある方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、Udemy(ユーデミー)の講座です。

すすめポイント
- 講座を買い切り型で購入できるオンライン学習プラットフォーム
- 一度購入したら追加料金無しでいつでも何度でも視聴可能
- 定期的にセールを開催しているので格安で受講できるチャンスがある
「CAD」で検索すると2,316件も講座があるようです。プレビューや評価を参考にして学習したい内容かどうかをチェックしてから選びましょう!
学べるスキルは無限大!講座を探すだけでもワクワクできます↓↓↓
Jw_cadの使い方を覚える初期設定

Jw_cadをスムーズに使いこなすために、まずはインストールや初期設定が欠かせません。特に初心者の場合、最初に適切な設定を行っておくことで、後の作図作業が格段にやりやすくなります。
- Jw_cadをインストールする
- Jw_cadの初期設定をする
- Jw_cadの基本画面構成を理解する
ここでは、Jw_cadのインストール方法から初期設定、基本画面構成の理解までを詳しく解説します。
Jw_cadをインストールする
まずは、Jw_cadをパソコンにインストールする方法を説明します。Jw_cadは無料で利用できるCADソフト で、公式サイトからダウンロードできます。

インストール手順
- Jw_cad公式サイトからダウンロードページにアクセスする
- 最新バージョンの インストーラー(自己解凍形式) をダウンロードする
- ダウンロードしたファイル(.exe)を ダブルクリック して実行
- セットアップウィザードの指示に従い、インストールを進める
- インストール完了後、デスクトップにJw_cadのアイコンが表示される
インストール後、ソフトを起動できることを確認しましょう。
インストールの詳しい解説は「ワンランク上の行政書士になる!Jw_cadで業務の幅を広げよう~インストール・基本操作編~」を参考にしてください。
Jw_cadの初期設定をする
Jw_cadを快適に使うために、基本的な設定を調整しておきましょう。特に、作図のしやすさを左右する設定がいくつかあるので、最初に見直しておくことが重要です。
初期設定で行うべきこと
- 用紙枠を表示する:図面の範囲を視覚的に把握しやすくなる
- レイヤー名の初期化を設定する:新規作成時にレイヤー名を整理
- マウスホイールで拡大・縮小を有効にする:直感的に操作しやすくなる
- 矢印キーを有効化:図面の細かい調整がしやすくなる
これらの設定は、メニューバーの「設定」から「環境設定」から変更可能です。
便利な事前設定については「ワンランク上の行政書士になる!Jw_cadで業務の幅を広げよう~事前準備と設定編~」を参考にしてください。
Jw_cadの基本画面構成を理解する
Jw_cadには多くの機能が搭載されていますが、基本的な画面構成を理解すれば操作がスムーズ になります。ここでは、Jw_cadの主要な画面構成について紹介します。
Jw_cadの基本画面の機能

メニューバー | 各種設定やファイル操作を行う |
ツールバー | 線や円などの作図コマンドを選択できる |
コントロールバー | 作図に関する詳細な設定を変更できる |
作図ウィンドウ | 実際に図面を描くメインの作業スペース |
ステータスバー | 現在の設定や座標を確認できる |
基本的な操作を覚えるためにも、画面の各部分の役割を把握しておきましょう。
Jw_cad初心者が覚えるべき基本的な使い方

インストールと初期設定が終わったら、基本操作を習得しましょう。
- 直線を引く方法
- 円や曲線を描く方法
- 線を消す方法
- 文字を書く方法
この操作を覚えれば簡単な図面はすぐに作成できるので、操作になれるように一緒に操作してみてください。
直線を引く方法
Jw_cadを起動したら、左側にあるツールバーの直線を選択します。

左クリックで始点と終点を指示します。
選択できる交点などがあれば、右クリックで始点と終点を合わせられます。

平行な線を引くには、「複線」を選択します。


複線間隔も縮尺に合わせて簡単に指定できます。
続けて平行線を引く場合は、連続ボタンをおします。
円や曲線を描く方法
円や曲線は、左側のツールバーの「円」を選択して中心位置を指示します。
直線と同じように右クリックで交点などを中心位置として読み込めます。

再度クリックすると、円の位置を確定します。
半径が決まっている場合はミリ単位で指示できます。
線を消す方法

書いた線や文字を消去するには、ツールバーの「消去」を選択し、消したい部分を右クリックします。
文字を書く方法
文字を書くにはツールバーの「文字」を選択します。

文字サイズの調整は、左上にあるボタン(上の画像の「[6]W=6 H=6 D=1(3)」)からサイズを調整できます。
Jw_cadでよくある質問

- 最初に何からはじめればいいか?
- 習得するまでの時間はどのくらい?
- 初心者でも使える時短テクニックは?
Jw_cadで私も思った疑問や質問を3つ紹介します。
最初に何からはじめればいいか?
Jw_cadは高機能なCADソフトなので、まずはJw_cadの基本操作を理解しましょう。
- 直線を引く
- 円を描く
- 図形の消去
- 文字を書く
この4つの操作ができるようになったら、書きたい図面の例を1つ決めてまったく同じ図面をJw_cadで書いてみると操作に慣れます。
習得するまでの時間はどのくらい?
Jw_cadを使いこなせるようになるまでにどれくらいの時間が必要か、多くの初心者が気になるポイントです。結論から言うと「Jw_cadを一通り操作できるレベル」になるには約40時間、「実務で困らないレベル」になるには2週間程度が目安です。
私の場合を1つの例として紹介します。
- 前提:cadソフトの使用経験なし、パソコン操作のレベルは普通
- インストールと基本的な設定:約1時間(必要そうな設定を調べながら)
- 操作練習:1時間(直線、文字、消去など簡単な操作)
- 図面作成:6時間(業務で使うレベルの簡単な図面を真似して作成)
簡単な図面を作成するのはすぐに覚えられたのですが、実務で必要な図面を作成できるようになるまでは2週間程度かかりました。もっと期間を短くしたければ、本や講座で集中して操作してみると良いです。
実感としては、実務で使うレベルの図面をJw_cadで真似して作成すると、必要な操作を覚えられるのでおすすめです。あとは、図面作成を繰り返すことで、スキルが定着します。
初心者でも使える時短テクニックは?
すこし操作に慣れてくると、時短テクニックが気になります。私も使っている初心者でも取り組みやすい時短テクニックを紹介します。
- マウスホイールで画面の拡大縮小(基本設定)
- コマンドを使いこなす(範囲選択の追加はスペースキー、矩形作成で90°回転はスペースキー)
- クロックメニューを覚える


操作を覚えていくと「この操作を時短する方法がないかな」と疑問がでてきます。検索すると意外と時短機能があるので、必要になったタイミングで1つずつ覚えていきましょう。
まとめ|Jw_cadを使いこなして業務を効率化しよう

Jw_cadの初学者は「お試し」感覚でコスパの良い学習方法を選ぶのがおすすめです。高い費用を払って学習するのは、短時間で習得しなくてはいけない切羽詰まった状態のときにすれば良いと私は考えています。
費用をかけずともYouTubeで動画学習できます。わからない部分があれば、書籍やUdemyで自分の必要な部分だけを練習すると覚えやすいです。ショートカットやクロックメニューなどの時短操作は、必要になったら少しずつ覚えていくと負担になりません。
Jw_cadは、無料で使える高機能なCADソフトです。操作方法を覚えて図面作成できれば、受注できる業務の幅が一気に広がります。まずはコスパ重視の学習で、始めてみましょう!