「Jw_cadをインストールしたけど操作方法がわからない」
「Jw_cadの操作方法を覚えたいので練習問題を探している」
Jw_cadはフリーソフトなのに多機能で、建築や土木など多岐にわたる分野で活用されています。業務で使用しなくてはいけないのに、なかなか覚えられないという方もいます。
私も図面作成するためにJw_cadを必死で覚えました。やはり、数多く図面を作成して操作方法を覚えられたので、練習問題で取り組むのが一番の近道です。
- Jw_cadの練習問題の入手先がわかる
- 独学でマスターする3つのステップがわかる
- おすすめの本やYouTubeチャンネル、ブックマークすべきサイトがわかる
この記事では、Jw_cadの練習問題を入手できる書籍やホームページをご紹介します。これから操作方法を覚えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。Jw_cadを短期間で習得し、仕事で役立つスキルを身につけましょう。
Jw_cadの練習問題の入手先
1.書籍
Jw_cadを独学で学ぶ際、基本操作だけでなく練習問題があると操作方法を早く習得できます。そのため、Jw_cadのスキルを習得するには練習問題が含まれた書籍が大変役立ちます。ここでは、特に推薦するいくつかの書籍を紹介します。
『できるJw_cad 8 パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全(できるシリーズ)』は、Jw_cadを初めて使う方から効率的な使い方を求める方まで、幅広いニーズに応える書籍です。700以上の項目を網羅し、基本操作から実践的な技まで詳しく解説しています。インストール方法から始まり、ファイル操作、図形作成のコツ、便利な設定方法に至るまで、操作方法がわからない方には特に役立ちます。さらに、作図の際に役立つショートカットキーと、具体的な操作を示すYouTube動画付きで、直感的に学べる内容が満載です。Jw_cadの使い方を基礎からしっかり学びたい人に最適な一冊です。
『これで完璧!Jw_cad基本作図ドリル[Jw_cad8対応版]』は、さまざまな作図方法を習得できる書籍です。一つの図形や図面に対して複数の作図手法を学べます。ドリル形式で異なる方法を試しながら、最も適した作図方法を習得。繰り返しの学習を通じて、基本だけでなく応用力も身につけられます。直線の描き方から平面図、立面図の作成まで、実務で役立つ幅広い内容が含まれており、Jw_cad 8を使用する方には理想的な書籍です。
『デザインの学校 これからはじめるJw_cadの本』は、Jw_cadを初めて使う方向けの書籍です。2023年最新版のJw_cad 8.25aに対応しており、基本操作から実務に即した平面図や立面図の描き方まで、段階的に学べる構成となっています。簡単な案件を受けたい初心者に最適で、図面のトレースや基本的な図形の作図方法をわかりやすく説明しています。操作の基礎から応用技術まで詳しく解説し、実践的な練習問題で確実にスキルアップできます。これ1冊で、Jw_cadの基本をしっかりとマスターできる内容です。
2.YouTube
Jwcadのダウンロードから基本的な使い方、効率的な作図技術に至るまで、必要最小限の操作を10のステップに分けて丁寧に解説しています。初回は、作図開始時に最初に行うべき設定や補助線の引き方を紹介しており、初心者が自力でJwcadを使いこなせるようになるための基礎をしっかりと教えています。動画を見ながら同じ作業をすれば、最低限の操作方法を習得できます。
3.ホームページ
ホームページでは練習問題の掲載数は多くありませんが、わからない操作を調べるのに役立ちます。私がブックマークしているおすすめのサイトは、以下のとおりです。
- Jw-Cad公式サイト(https://www.jwcad.net/)
- Jw-Cad操作マニュアル(https://jwcad.s-projects.net)
- Jw-Cadの教科書(https://jwcad.eijingu.com/manyuaru.html)
どのサイトも練習問題をやりながら操作方法を調べるのに適しています。Jw-Cadをインストールしたら、一度は見ていただきたいサイトです。
4.講座
Jw_cadを短期間で効率的に習得したい方には、専門の講座を受講することをおすすめします。実践的なスキルが身につく講座は練習問題も多く取り上げられ、独学とは異なりコスパやタイパで優れています。
一例として、e-grooveのJw_cad講座が挙げられます。この講座は、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応した内容で、Jw_cadの基本操作から応用技術までをカバーしています。詳細な解説と共に、多くの練習問題が用意されており、学んだ知識をすぐに試せます。コストパフォーマンスに優れているため、学びやすさと経済性のバランスが取れていると評価されています。
e-grooveの講座では、具体的な図面作成の手順や、より効率的な作図方法など、現場で直接役立つ技術を重点的に教えています。これにより、実務で求められるスキルを短期間で高めることが可能です。
e-grooveについては、こちらの記事「e-GrooveのJw-Cad習得講座の評判は?短期で学べるオンライン講座でコスパ良し!」を参考にしてください。
公式サイトで講座の内容を今すぐ確認してみたい方はこちら
Jw_cadの練習問題を独学でマスターする3つのステップ
1.基本操作を一通り学ぶ
まず基本的な操作に慣れることが不可欠です。縮尺や直線、文字の挿入など図面を作成するうえで最低限の操作を覚えましょう。
Jw-Cadをインストールしたら、以下の基本的な内容を試してみてください。
- 直線を引く
- 平行線を引く
- 直線の長さを調整する
- 垂線を引く
- 線の始点、終点を指定して直線を引く
- 線の種類を指定する
- 作成した線をコピーする、移動する
- 線を消去する
- 文字を入力する
- 保存する
ここまでできれば、簡単な図面を作成できます。
ツールバーやステータスバーから必要な機能を試してみましょう。
基本的な操作だけで、このような図面を作成できます。あまり操作に慣れていない人は、この図面を同じように作成してみてください。直感的にできてしまう人もいますが、もしわからなければ本やYouTubeで操作方法を説明しているものがたくさんあります。
2.簡単な図面を真似る
基本的な操作方法を確認したら、具体的な図面作成に挑戦してみましょう。簡単な図面を真似ることから始めると、より実践的なスキルを身につけられます。
まずは、自分の必要とする分野に合った図面を選びます。たとえば建築設計に関わる場合は、簡単な建物の平面図や立面図を選ぶと良いでしょう。私の場合は、行政書士で必要な車庫証明業務の配置図を作成してみました。
選んだ図面を元に、Jw_cad上で同じ図面を一から描きます。参考にする図面から正確な寸法を読み取り、それを図面に反映させることが重要です。各操作の流れを1つ1つ丁寧に行うことで、ソフトウェアの各機能の使い方が自然に身につきます。
私の場合、この時点で以下の操作を覚えられました。
- 寸法値の引き出し線
- 線の色を変える
- 角を丸くする
- 印刷範囲の指定
- 文字サイズ一括変換
- 画面の拡大縮小
- ハッチング
繰り返すことで、よりスムーズにそして速く図面を描けるようになります。また、繰り返し行うことで発見した疑問点や不明点を解消する良い機会にもなります。
3.書きたい図面を真似る
Jw-Cadで最終的にどのような図面を作成したいでしょうか?
住宅や機械部品など、実際に使用している図面から自分で作成したいものを選んでみましょう。選んだ図面を可能な限り正確にJw-Cadで作成してみます。初めは全ての細部にこだわる必要はありません。
書きたい図面を真似ることでJw-Cadの基本的な機能を習得でき、業務で使いこなせるスキルが身につきます。便利機能や時短できる作図方法を身につけるには、違うジャンルの練習問題に取り組んでみるのも良い方法です。
Jw_cadを独学でマスターすることに限界を感じたときの対処方法
わからない操作を調べられる環境を作る
Jw_cadを使用していると、特定の操作や機能について疑問が生じたり操作がわからなくなることは珍しくありません。このような場合、手軽に解決できる環境を整えることが、業務効率にも直結します。
すぐに役立つ情報源として、公式サイトやTipsが記載されたサイトをブックマークしておきましょう。私は以下のサイトをブックマークしています。
- Jw-Cad公式サイト(https://www.jwcad.net/)
- Jw-Cad操作マニュアル(https://jwcad.s-projects.net)
- Jw-Cadの教科書(https://jwcad.eijingu.com/manyuaru.html)
YouTubeなどの動画コンテンツは、操作に慣れないうちは特に有効です。書籍はお気に入りの1冊を手元に置いておくと安心です。
操作方法があまり身についておらず調べる時間が多い場合は、オンライン講座で短期集中でマスターする方法も良いでしょう。講師から直接指導を受けられるので、結果的にJw-Cadの習得が早くなります。
全ての機能を覚えて使いこなそうとしない
Jw_cadは多機能なCADソフトウェアであり、その全ての機能を習得することは現実的ではありません。実際はすべての機能を完全にマスターする必要はなく、仕事で頻繁に使用する機能を上手に使いこなすことが効率的です。
まず自分が作成する図面の種類を考え、練習問題を通じて必要となる機能を特定します。たとえば、建築図面を主に扱う場合は、壁の描画、ドアの配置、窓のディテールなど、建築に特化した機能に集中することが有効です。
また一度にすべてを学ぼうとするのではなく、段階的に覚えることから始めましょう。機能を理解しさまざまな図面で応用できるようになってから効率の良い作成方法を模索すると、上達が早いです。
短期集中で講座を受講する
Jw_cadは機能が多く独学では習得に時間がかかるので、すぐに覚えたい方は講座の受講を検討してみましょう。
オンライン講座であれば、自身の時間に合わせて学習でき、短期間でJw-Cadを習得できます。カリキュラムは基本的な機能から練習問題まであり、業務ですぐに使えるスキルを効率よく学べます。
e-GrooveのJw-Cad講座は、160以上の練習問題があり短期集中で習得できます。解説ムービーと専属インストラクターによるフィードバックがありサポート体制も万全です。
e-grooveについては、こちらの記事「e-GrooveのJw-Cad習得講座の評判は?短期で学べるオンライン講座でコスパ良し!」を参考にしてください。
公式サイトで講座の内容を今すぐ確認してみたい方はこちら
まとめ:仕事に活かしたいならオンライン講座の練習問題を検討しよう
Jw_cadを習得するには、多くの図面を作成することが近道であり、そのためには練習問題に取り組むのが有効です。練習問題は、以下の方法で入手できます。
- 書籍:基本操作から応用技術まで段階的に学べて、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応している
- YouTubeチャンネル:視覚的に学びたい方に最適で、動画を見ながら実際の操作を行える
- ホームページ:練習問題で特定の操作や設定を即座に調べるのに役立つ
- 講座:練習問題も多く、短期間で集中的に学びたい方におすすめ
Jw_cadをマスターするためには、これらを活用して練習問題に取り組みましょう。独学でも学べますが、より効率的にスキルを身に付けたい場合は、講座の受講が特におすすめです。Jw_cadの練習問題を通じて、図面作成の技術を確実に向上させましょう。