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移転登録は行政書士におすすめ業務!関連業務と一緒に受注しよう!

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自動車関係の業務は、専門用語が多くて難しいと思っていませんか?
自動車登録業務は行政書士と親和性のある業務の1つです。

登録業務を単体で受注することもありますが、関連業務を同時に受注することが多いです。
例えば、車庫証明、移転登録、出張封印をまとめて受注することもあります。

一般社団法人日本自動車販売協会連合会によると2021年の中古車登録台数は累計372万台となっています。
これだけ業務の可能性のあり、この記事を5分で読んで覚えることができたら、やりたいと思いませんか?

この記事を最後まで読むと、移転登録が出来るようになります。
まさに街の法律家の行政書士として、幅広く業務が出来るように移転登録をマスターしましょう!

目次

自動車登録業務について

行政書士がする自動車登録の種類

おおまかに次の4種類がメインとなります。

  • 新規登録
  • 移転登録
  • 抹消登録
  • 変更登録

新規登録は、「新車や中古車でナンバーがついていない車両の登録」です。
移転登録は、「売買や贈与による所有権の移転」です。
抹消登録は、「車の使用をやめたり、海外に輸出したりする場合」です。
変更登録は、「氏名、住所、使用の本拠の位置を変更する場合」です。

この中で一番件数が多いと思われる移転登録について業務を解説します。

移転登録の流れ

移転登録の流れは次の通りです。

  1. 税申告
  2. 手数料の納付
  3. 申請書類の提出
  4. 車検証の交付
  5. ナンバーの交付(取付)

移転登録が行政書士の業務に向いている理由としては、

  • 車庫証明からの流れで受注できる
  • 出張封印でナンバー取付までサポートできる
  • 相続や会社組織の変更のサポートとして受注できる

などがあります。
これらの業務を受注する可能性がある行政書士であれば、
覚えておいて損はない業務となります。

必要書類の確認

依頼を受けて、書類が手元に準備が出来たら内容と必要書類を確認します。

  • 旧所有者からの書類
    • 車検証
    • 委任状
    • 印鑑証明書
    • 譲渡証明書
  • 新所有者からの書類
    • 委任状
    • 印鑑証明書
  • 新使用者からの書類
    • 住民票
    • 委任状
    • 保管場所証明書(車庫証明)

1.税申告

窓口にある申告書を添付して、担当窓口に提出します。
自動車税を確認して、納付します。
納付窓口は、だいたい隣にあるのですぐに納付できます。
登録車両によっては、なかなかの金額を納付することになります。
営業用の車両(たとえば古物商など自動車販売会社が買取る場合など)は
自動車税の負担はありません。

新所有者が自動車ローン会社の場合、依頼内容によっては
窓口でローン会社の委任状と印鑑証明書をもらう必要があります。

希望ナンバーの場合、このタイミングで希望ナンバーの引換え証を発行します。

私の場合、初めて登録業務をした時は、窓口で登録手順の流れを書いた紙を借りました
手順と窓口の番号が書かれているので、初めて行く際は、聞いてみてください。

2.手数料の納付

移転登録の申請手数料を窓口で納付します。
500円の印紙を購入して、手数料納付書に貼付します。
手数料納付書は、窓口にあります。

3.申請書の提出

クリップ止めして窓口に書類を提出します。

  • 申請書(OCRシート、窓口にあります)
  • 手数料納付書
  • 税申告
  • 車検証
  • 印鑑証明書
  • 委任状
  • 車庫証明

申請書の書き方例が、窓口の書類記載場所にあります
住所コードもファイルで綴じてあるので、該当住所のコードを探して記載します。

4.車検証の交付

登録が完了した新しい車検証をもって、自動車税納付窓口にて
新車検証を確認してもらいます。この時、新しい車検証は
封印が終わるまで一時的に窓口で保管されます。

また、自動車ローン会社が所有者の場合、
印鑑証明書と委任状をもらった窓口で新車検証を確認します。

丁種出張封印の場合は、このタイミングで封印をもらいます。

手続きする陸運局では、窓口に番号の表示があります。
わからなければ番号で教えてもらえます。
行政書士本人が動かなくても、補助者にいってもらうことも可能です。

5.ナンバーの交付

新しいナンバーを、窓口で購入します。
新しく登録される番号と間違いがないか確認しましょう。

車両持ち込みの場合
古いナンバーをはずして、返納します。
新しいナンバーを購入して、担当者に封印をしてもらってから新車検証を受領します。

自動車登録業務に関連する業務

車庫証明

自動車保管場所証明申請、いわゆる「車庫証明」です。
車を保管する場所を管轄する警察署に申請するもので、開業まもない行政書士でも取り扱いやすい業務です。

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出張封印

新しい車検証をもって自動車税申告窓口で確認する際に、
出張封印である旨を伝えて、そのまま新車検証を持ち帰ります。
このタイミングで古いナンバーがあれば返却します。
新しいナンバーを購入して、持ち帰ります。
お客様の都合に合わせて、新しいナンバーを取り付けて封印します。
古いナンバーがあれば、後日返却します。

まとめ

移転登録ができれば、新規登録や抹消登録などもできるようになります。
自動車関係業務は、行政書士が稼ぐことができる業務の1つです。
自動車関係を専門にしている行政書士も多くいます。
メイン業務が決まっていな方は、是非ともチャレンジしてもらいたい業務です。

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